VG30DET 300ZR

ベースエンジンの分解この状態ではすごく大きいエンジンです。 スロットルとベルトカバーが外れました。カムスプロケが見えます。 フロント回りとインマニ、エキマニ、タービンが外れました。
V型4カムなのが良くわかる写真です。
ショートブロック状態です。なんとコンパクトなブロックでしょう。
シルビアにも積んでみようかな?と思ったりします。
後はメタルチェック(ほとんどオーバーホールに近い)
オイルレベルゲージを抜くためにはメインジャーナルビームを外します。
洗浄後
スカート部に黒っぽいコーティングを施してあるのがわかるでしょうか?
VGは高回転で振動が強くなるように感じるので、少しでも軽減されればと思い思わずバランス取りをしてしまったのです。重量あわせをしている途中で一番軽い物を追い越したためさらに削り結局ノーマルから10gほど軽量した。Y32はZ32と同じコンロッドでした。昔Y31のエンジンを組んだときはZ32コンロッドと比べすごく重かったです。 子メタルの状態
VGは他のエンジンに比べピストン+コンロッドで考えると重いほうに属すると思います。メタルに掛かる負担も多いのか、一番上の2つが最もひどい状態でした再使用できません。
10 オイルポンプの分解洗浄チェック
内部に異物噛みこみの跡や磨耗がないか、リリーフは正常かチェック
11 IGコイルです。みどりの枠の中の部品は日産のダイレクトイグニッションの車に使われている部品でコイルとプラグの頭部をつなぐ部品です。左の部品がもともとついていた部品で右が対策品です。この年式の車のエンジン不調の原因として有名なものでプラグと接触する部分が腐食して失火を招きます。今回このバネも交換します。VG,RB、CAの全てのエンジンで同じことが言えますので、点検してみる価値大です。対策品の部品番号日産純正
22468−1P101(1個)安い割には優れもの。
12 こちらも対策品可変バルタイ機構の内部の部品
左が対策品
13 大分組みあがってきました. 14 15
16 17 18 ブレーキフルードによるボディーの痛み
せっかくなのでエンジン下ろしたときに綺麗にしましょう。綺麗になりました.
19 ブレーキライン新設とバッテリーケーブル引きなおし
クラッチもダンパー削除です。
20 21 カムカバー後部の写真半月キャップ使用
22 ターボ用にオイルパンを加工タービンオイルリターンを新設 23 トップフィード用フューエルライン加工 24 殆ど組み上がりです。単体でもなかなか絵になるENGですね。
25 いざ載せます. 26 ここに挿入。 27 ここからも大変なことがいっぱいあるんです
28 サクションパイプ製作 29 フロントパイプ製作 30 フロントパイプ製作中ですが、何かが違うことに気づきますか?
31 これはなんでしょう? 32 INJレジスターのステ−でした。見えなくなってしまうけど軽量化肉抜きデザインです。 33 Y32なのでリサキュレーションバルブが付いてました.その横にパワトラがあります.
34 エアフロアダプターです。Z31はフランジ形状ではないですね. 35 強化アクチュエーター 36 オリジナルラジエーター
写真は左上部の拡大です。サーモスイッチはここにつきます.200ZRにも有効な加工です。


コンロッドデータ
コンロッド重量 一番重かったもの 一番軽かった物 調整後
上+ボルトx2 525g 521g 514g 521gより軽くなったため
そろえていたら514gになった
182g 180g 180g メーカー側でバランス取りを
してるように思う(削る場所がある)
ピストン単体 386g 385g なし もともと製品誤差が少ない
クランクのダミーウエイトバランスをとればベターなのですが、、
ピストンは重量誤差1g以内に入ってました。

項目 ポイント
全般 Y32のエンジンとコンピューターを移植します。
磨耗がひどい部品は新品にして載せ変えます。
エアコン パイピングを製作地味な作業ですがこれが大変
オイルパン Z用のオイルパン、ストレーナーに交換してレベルゲージも移動タービンのオイルリターンを新設(22参照)
エンジンマウント 切れているので交換します.
パワステ タンク移設+ステンメッシュテフロンホースでライン製作
エキマニのスタッドボルト 日産車のエキマニ取り付け部(ヘッド側)のスタッドボルトが折れて排気漏れを起こしている車をたまに見かけます。(特にターボ車)VGのスタッドを車上で交換することはかなり
大変で、ボルト代は数百円なのに工賃で何万円も掛かります。
エンジンが下りているときに新品に交換します。
ハーネス移植 日産の自己診断システム(コンサルト)が使えるようにします。
汎用のモニタリング機器も使用できます。このためにも苦労してハーネスを引きなおし新しい年式のコンピューターを使います.
フロントパイプ 専用に製作ついでに触媒を新型に変更
INJ用フューエルパイプ 知ってる方も多いでしょうがノーマルは変なINJなので
一般的なトップに交換する時は配管で苦労します.(23参照)
電動ファン 押しx1吸いx2トリプルFAN
ラジエーター 容量アップ+フィンピッチ変更+水温スイッチ移設(36参照)
ブレーキ ノーマルと比べたら可愛そうなほどに別物
かなり効きます.


仕様
ノーマル 改造点
エンジン VG30DE VG30DET(Y32)
コンピューター VG30DET(Y32)
タービン VG30DET(Y32)
アクチュエーター HKS強化
ヘッドGK メタル(TOMEI)
エアフロ VG30DET
マスターシリンダー Z32用
ブレーキ
フロント 片押し2POT 4POT
リヤ 2POT
ABS とっちゃいます
フロントパイプ
INJ 440cc RB26(レジスター追加)